【Scratchプログラミング】ペン機能を使ってロケットを飛ばしてみよう【初心者向け】
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こんにちわ。前回に引き続き今回も簡単な初心者向けのプログラムを作ってみたいと思います。今回は、ペン機能を使ってロケットを飛ばすプログラムを作成します。
前回のダイバーのゲームはこちら
ペン機能の追加
Scratchの3.0からはペン機能は拡張機能から追加するようになっています。
ペン機能がコードに追加されていない方はまずは拡張機能から追加しておいてくださいね。
①まず画面左下の拡張機能をクリックします。
②ペン機能をクリックするとコードにペン機能が追加されます。
ペン機能の内容
ペン機能の内容を見てみましょう。
今回使うのは、全部消す、ペンを下ろす、ペンを上げる、ペンの色を~にするというものです。一つ一つ見てみましょう。
- 全部消す ペンで書いたものを全部消去する
- ペンを下す ペンで書くということ ※下すという表現がややこしいですね
- ペンを上げる ペンで書くのをやめるということ
- ペンの色を~にする ペンの色を~に変える
この4つを使います。
プログラムの説明
今回はペン機能を使ってでロケットを飛ばしてみます。内容は簡単で、ロケットが飛ぶと宇宙にワープします。宇宙に着いたら、ロケットを止めてゲーム終了という流れです。
宇宙では地球のスプライトも表示されていて、ロケットの到着に合わせて動かすようにしています。
最終的なプログラムの完成は下記になります。
ロケットのスプライト
地球のスプライト
背景
プログラムの詳細を説明しますので、内容を確認してみてくださいね。
プログラムの説明【ロケット】
まずプログラムが起動された時のロケットの動きです。
プログラムが起動されたらまず、ペンで書いたものを全部消しています。
これはプログラムの初期処理のようなものですね。一度全部消してからプログラムを始めるように設定しています。
そしてロケット発射!と言ったら、ペンで色が書かれて煙のように表現しています。
ペンの太さと色も指定していますね。そして宇宙へというメッセージを受け取ったらペンで編集するのを終わらせています。
次にロケットが宇宙に行った時の処理を見てみましょう。
背景が宇宙に変わった時、ペンで書いたものを全部消しています。そしてロケットはy座標を変えながら動いていますね。これはロケットが着陸している動きです。
そして、y座標が-130の位置になったらロケットが着陸したコスチュームに変えてプログラムが終了しています。このy座標-130というのは自由に変えても大丈夫です。
自分の好きな位置に着陸させてみてくださいね。
ロケットのコスチュームは何パターンかあるので、好きなコスチュームで飛ばすこともできます。
コスチュームを変えながら飛ばすのも楽しそうですね。
プログラムの説明【地球】
次は地球のスプライトを見てみましょう。
まずプログラムが起動されたら、一度隠していますね。これは初めの背景では必要ないからです。宇宙の背景になったら表示させ、左から右に動いています。
これも座標は好きに変えても大丈夫です。数値を変えてどういう動きをするか確かめてみるのもいいですね。
プログラムの説明【背景】
最後に背景を見てみましょう。
背景はシンプルですね。プログラムが起動したら、背景を空にしています。そして宇宙へのメッセージを受け取ったら、宇宙の背景にしています。
背景を増やして、ロケットを色々な所に飛ばすのもいいかもしれませんね。
最後に
ロケットを飛ばすことはできましたか?ペン機能はアレンジすると色々なものが作れそうですね。ペンを使って雪かきするのも楽しそうですね。
色々とアレンジして楽しんでみてくださいね。